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皮膚科へようこそ

 
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 形成外科
 
 一般皮膚科の診療の他、労災病院の特長を生かした形成外科診療を行っています。担当医は各々の分野の高いレベルの医療を目指し、他科との密接な連携による共同診療を心がけています。具体的には当院皮膚科ではかぶれ、虫刺され、蕁麻疹、水虫、イボ、火傷など身近な疾患から難治なアトピー性皮膚炎、水疱性疾患、膠原病、皮膚腫瘍など幅広い分野での診療を行っています。皮膚の病気は売薬で簡単に治療してしまいがちですが、しばしば適切な治療がなされずにこじらせてしまう事が多いようです。ちょっとした皮膚の変化でも気軽に受診して頂くことが早くよくするコツです。なお当科は日本皮膚科学会研修指導施設に認定されています。
 また、形成外科ではほくろ、あざ、瘢痕などをとったり、先天的な形態異常や交通事故、手術などによる後天的な形態変化を再建したりしています。顔の細かい手術や顕微鏡を使った手術を積極的に行っています。外観的に様々なことでお悩みの方は一度受診してみてください。

外来診療紹介(平成19年2月1日現在)
  
午前
1診 土居 梅田 土居 梅田 土居
2診 谷垣 城村 市原 土居 梅田
   手術   手術  

 
午後 1診 梅田
男性型脱毛症外来
(完全予約制)
對川
形成外科
  
梅田
アトピー外来
(完全予約制)
對川
形成外科
 
病棟回診
2診
 
梅田
掌蹠膿疱症外来
(完全予約制)

 

 
  
 
検査 検査 検査

専門外来紹介 3/29(木)は、梅田医師は大阪労災病院医学文化教室講演のため専門初診外来は休診となります。
アトピー外来(担当医:梅田二郎)→詳しくはこちらをクリック
 慢性疾患であるアトピー性皮膚炎では継続治療が重要です。当外来では、食物アレルギーを合併し離乳食指導が必要な乳幼児から、長期にわたり難治性の成人型アトピー性皮膚炎の方まで、患者さん一人一人の年齢、生活環境、皮膚の症状、検査値に合わせたオーダーメイドのアトピー治療を担当医が継続して行います。初診時は火曜木曜金曜の午前(~11:30)の梅田外来を受診してください。2回目以降は患者さんの希望に応じて午後の予約をお取りすることも可能です。 (アトピーコラム 随時更新中
 『大阪労災病院医学文化教室のお知らせ』
   平成19年3月29日(木)午前11時より→詳しくはこちらをクリック
   「アトピー性皮膚炎 ~ステロイドの功罪~」(講演者:梅田二郎)→詳しい講演内容はこちら
 
掌蹠膿疱症外来(担当医:梅田二郎)→詳しくはこちらをクリック
 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)は手のひら(手掌)や足の裏(足蹠)に膿疱と呼ばれる皮疹が数多くみられる病気で、周期的に良くなったり悪くなったりを繰り返す慢性疾患です。前胸部の有痛性腫脹を伴う掌蹠膿疱症性骨関節炎では、その難治性の痛みのため悩んでいる患者さんがおられます。当専門外来ではビオチン内服療法を軸とした治療を行っております。初診時は火曜木曜金曜の午前(~11:30)の梅田外来を受診してください。2回目以降は患者さんの希望に応じて午後の予約をお取りすることも可能です。
 
男性型脱毛症プロペシア外来(担当医:梅田二郎)→詳しくはこちらをクリック
 男性型脱毛症(AGA:AndroGenetic Alopecia)に対する飲む治療薬フィナステリド(商品名:プロペシア)の処方を開始しました。診察・検査の結果、処方できない場合もありますので、初診時は火曜木曜金曜の午前(~11:30)の梅田外来を受診してください。2回目以降は患者さんの希望に応じて午後の予約をお取りすることも可能です。
 なお、プロペシアは保険診療外(自費診療)となりますので、ご承知おきください。

スタッフ紹介
皮膚科 
 部長 土居 敏明
 医師 梅田 二郎
 医師 城村 拓也
 非常勤 市原 總子
 非常勤 谷垣 武彦
  
形成外科 
 医師 對川 智絵
  
看護部 
  西田 裕子
渡辺 弘子
  田中 登代

よくある質問
Q. ステロイドは怖い薬なのですか?
A. ステロイド外用剤(副腎皮質ホルモン製剤)は抗炎症作用・抗アレルギー作用が強く、ア レルギー性疾患などにはよく使用される外用剤の1つです。ステロイド外用剤は怖い薬ではなく疾患によっては非常に有用な薬です。しかし、その使用方法を間違えると有害になってしまうこともあります。使用に際しては、皮膚科専門医の言うことをきちんと守っていただければ怖い薬ではないと考えます。
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Q. ステロイドの副作用ってどんなものですか?
A. 以下に主な副作用を挙げます。
・皮膚萎縮…皮膚がうすくなります
・潮紅、毛細血管拡張…皮膚がびまん性に赤みを帯びた状態になります
・紫斑…皮膚の血管が脆くなり、軽い打撲などで皮内や皮下に出血がおこります
・にきび
・多毛
・細菌感染症や真菌感染症の誘発、増悪
・経皮吸収による全身的副作用
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Q. 塗り薬は1日何回塗れば良いのですか?
A. 診察の際、医師から説明があると思いますが基本的には1日2回(朝・夜)塗布します。
強く擦り込まずに、薄くのばすように塗って下さい。
Q. 夏になると足がかゆくなるのですが水虫ですか?
A. 水虫は、皮膚糸状菌という真菌(カビ)による皮膚の感染症です。症状は主に3型あり、水ぶくれをつくる小水疱型、指の間が白くふやける趾間型、足の裏の皮が硬くなる角質増殖型があります。診断を確定するには病変部から得た皮膚を顕微鏡下で観察し、糸状菌を確認することが必要です。外見上では湿疹性の病変や他の皮膚病などと見分けがつきにくい場合もあるので、自己判断せずに専門医を受診することが大切です。
Q. かぶれの原因を調べてもらえますか? 
A. かぶれの原因を調べるにはパッチテストを行います。かぶれた可能性のあるものを持参していただき、少量ずつ背中などに貼ります。2日間貼ったままにして、2日目と3日目に判定します。
Q. 帯状疱疹ってうつりますか?
A. 帯状疱疹はみずぼうそう(水痘)と同じウイルスによっておこります。子供の頃にかかった水痘のウイルス(水痘帯状疱疹ウイルス)は水痘が治った後でも神経節の中に潜んでいます。そして、免疫力がおちた時(体の抵抗力が弱った時)に帯状疱疹として発症します。従って、原則的には水痘になったことのある人にはうつらず、水痘のなったことのない人には水痘としてうつります。
Q. アトピーって何ですか?
A. 遺伝的なアレルギー体質のことをアトピーと言い、これに基ずいて寛解・増悪を繰り返す掻痒のある湿疹を主病変とする疾患をアトピー性皮膚炎と言います。アトピー素因を持っていても全員アトピー性皮膚炎を発症するわけではなく、アトピー素因に何らかの環境因子が加わって発症すると考えられています。
Q. 性病について知りたいのですが・・・。
A. 梅毒、軟性下疳、鼡径リンパ肉芽腫、淋疾が代表的な疾患ですが、広い意味ではHIV感染症などのウイルス感染症、毛ジラミなども含まれます。皮膚科では主に皮膚に症状を来した方が対象となります。梅毒では感染約3週間後に陰部や口唇に小さな硬結が見られ、痛みを伴わないで自潰し、また周囲のリンパ節がはれます。感染後4~6週後には梅毒血清反応が陽性になります。感染後3ヶ月以降には痒みを伴わない紅斑が全身に生じ、数日~数週で消退します。その後丘疹が様々な部位に生じ、しばらく持続します。手のひらや足の裏に生じるのは特徴的です。さらに感染後3年を経て顔や胸などに結節を生じ変形を来します。醜形を来すほど進行する梅毒はまれですが、全身に皮膚症状を来すものは時々見うけられます。投薬で完全に治療できますので心配な方は是非受診して下さい。軟性下疳は疼痛を伴う小潰瘍が陰部に生じるのが特徴です。鼡径リンパ肉芽腫は第四性病と呼ばれ最近多くなってきた疾患です。感染後約10日間で目立たない水疱が生じますが、すぐに消退しその後慢性的にリンパ節がはれたりします。女性の場合は不妊の原因になったりするため注意が必要です。投薬で完全に治療できますので心配な方は是非受診して下さい。いずれにしても予防のためには不特定多数の異性との性行為を持たないことが肝要です。


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