http://www.orh.go.jp/igakubunka/1/sub1.html#umeda

講演内容

日 時: 5月10日(水)
講演者: 看護部 工藤 清子
演 題: 頑張り過ぎない介護の話
内 容: 介護は、受ける方にも・担う方にも大きな負担となっています。夫・妻・親御さんの介護、家庭は・仕事はどうなるの?不安はいっぱいです。少し工夫して、頑張り過ぎない介護を目指しましょう。


日 時: 6月14日(水)
講演者: 内科医師 山上 喜由
演 題: 閉塞性動脈硬化症の診断と治療
内 容: 「人は血管とともに老いる」という言葉があります。
食生活の欧米化とともに動脈硬化症の疾患が増加しています。
閉塞性動脈硬化症は足の血管の動脈硬化症が原因で、歩行時に痛みやしびれが生じる疾患です。
適切な治療により症状が劇的に改善することもしばしばあります。見過ごされていることの多い疾患でもあります。心当たりのある方もそうでない方も、ぜひご参加ください。


日 時: 6月27日(火)
講演者: 脳神経外科 木嶋 教行
演 題: 頭痛のお話
内 容: 一言で頭痛といっても、頭痛を引き起こす病気は数え切れないくらいあります。
様子を見て良い頭痛もあれば、飲み薬でじっくり治していく頭痛、救急車を呼んで急いで治療するべき頭痛もあります。今回は脳神経外科に関連した緊急性のあ
る頭痛の見分け方及び病気の概略についてお話したいと思います。


日 時: 7月6日(木)
講演者: 整形外科医師 美馬 弘
演 題: スポーツ外傷・障害 -日頃起こりやすい疾患を中心に
内 容: 近年若・壮年者を問わず高齢者においてもレクリエーションスポーツが普及し健康増進のため行われていますが、それに伴う障害も増えてきています。スポーツに伴う外傷・障害を日頃起こり易い疾患を中心に提示・解説いたします。

日 時: 7月25日(火)
講演者: ホスピス認定看護師 下山 ゆり子
演 題: がんになったら知っておきたいこと① ~ホスピスのお話~
内 容: 日本人の死亡原因の1位はがんです。当院でも多くの患者様ががん共に毎日を過ごされています。現在は昔と違って治療が発達し、がんと診断されてからも長く病気とつきあってより自分らしい最期を迎えたいと考える方が増えてきました。その考えを支えようと最近増えてきたのがホスピスです。最近よく耳にするホスピスってどんなところなのか、一般病院と何が違うのか、自分にはどんな過ごし方があっているのか考えるヒントの一つとして参加いただければ幸いです。


日 時: 8月15日(火)
講演者: 耳鼻咽喉科 鎌倉 武史
演 題: 難聴について
内 容: 一言で難聴といっても、様々な疾患があり、障害されている部位によって、行うべき治療も大きく異なります。中耳炎や突発性難聴など皆さんの身近で起こりうる難聴を中心に治療についてもご説明します。

日 時: 8月30日(水)
講演者: 整形外科医師 洲鎌 亮
演 題: 股・膝の痛みとたたかおう!人工関節置換術とは?
内 容: 股関節や膝関節の痛みで困っている人はおられませんか?最近、股関節の動きが悪い、膝がO脚変形してきている、という方はおられませんか?これらの原因の一番の要因は、変形性関節症と呼ばれる疾患です。より良い生活を送るうえで、痛みなく歩く事は不可欠です。そのためにはどうしたらいいか?今回の教室では、これらの関節症について説明し、その治療法の1つである人工関節置換術について紹介いたします。


日 時: 9月11日(月)
講演者: 歯科口腔外科医師 水谷 雅英
演 題: 顎の骨の中に発生する病気について
内 容: 顎骨内には無痛症で、きわめて緩慢に増大する症状の現れ難い病気が存在する。その代表例がエナメル質を形成する細胞が腫瘍化した歯原性腫瘍である。10-20代に発生し、鶏卵大まで大きくなることも稀ではない。このような病気があることを皆さんに広く知ってもらいたいと考えています。

日 時: 9月28日(木)
講演者: 栄養管理室 林 都
演 題: 身体にいい食事の話
内 容: 「○○って身体にいいみたい」「健康のために毎日○○をたべています」今食べ物で健康になろうというブームがつづいています。でも、いくらいい食品でもそれさえ食べていれば元気になれるわけではないとだれでも薄々感じていると思います。さまざまな情報があふれるなか、まずは何をどう食べたらいいのか、健康的な食生活を送るためのヒントをお話します。

日 時: 10月5日(木)
講演者: 麻酔科部長 寺井 岳三
演 題: 手術を受けるあなたへ -麻酔について-
内 容: 手術を受けるあなた、ご安心下さい
手術の間は、「麻酔科医」が常にあなたのそばにいて、痛みを取り除き、全身状態に絶えず目を配り、手術によるさまざまなストレスからあなたの命を守っています。麻酔についてわかりやすくお話します。

日 時: 10月18日(水)
講演者: 外科医師 安政 啓吾 
演 題: 大腸の病気について
内 容: 食生活の欧米化にともない我国でも大腸疾患は増加傾向である。今回の医学文化教室では、大腸疾患の症状・診断・手術を含めた治療法、治療後の経過について概説する。
  
日 時: 11月20日(月)
講演者: 産婦人科副部長 中嶌 竜一
演 題: 子宮癌は治る病気
内 容: カーテンの向こう側でどんな検査をしているのか?子宮癌かな? と心配になってもなかなか産婦人科にすぐ行こうという気になれないのが普通です。特に子宮癌の好発年齢である50歳以上になると。では何がそんなに嫌なのかというと「痛い」「怖い」「何をされるかわからない」ということが主な原因ではないでしょうか?正直なところ子宮癌の検査はそんなに時間もかかりませんし(長くても5分から10分程度)、痛くもないことが多いのです。それを広く知っていただくために実際にどんな検査をするのか、また痛くない検査の受け方について焦点を絞ってお話したいと思います。

日 時: 11月28日(火)
講演者: ホスピス認定看護師 下山 ゆり子
演 題: がんになったら知っておきたいこと② ~がんと痛みのお話~
内 容: がんになったら痛くて苦しいのではないか?モルヒネなんて中毒になってしまうのではないか?など痛みに関する不安は大きいものです。また、そんな不安を誰に相談したらいいのか分からないからと一人で悩んでしまっていませんか?痛みは他人に見えません。一人で我慢していると本当につらいものです。痛みの治療に対する誤解を取り除いて毎日を楽しく過ごせるように今から一緒に痛みの正しい知識を知っておきませんか?

日 時: 12月1日(金)
講演者: リハビリテーション科 主任理学療法士 大島 富雄 
演 題: 転ばぬ先のトレーニング
内 容: 最近つまづき易くなった、あるいは転倒した経験のある方。要注意です。転倒や骨折がきっかけとなり、寝たきりになる高齢者が多くみられます。転んで寝たきりにならないように、予防のためのトレーニングをご紹介いたします。

日 時: 12月20日(水)
講演者: 内科医師 名和 誉敏
演 題: 胃・十二指腸潰瘍について
内 容: 胃・十二指腸潰瘍は最も多い病気の一つですが、どんな人に多いのでしょうか?また実際にそうなってしまったらどうしたらよいのでしょうか?今回は厚生労働省のガイドラインそって、簡単にお話させて頂こうと思います。


日 時: 1月23日(火)
講演者: 小児科副部長(ICT(感染制御チーム)) 川村 尚久
演 題: 院内感染対策について(MRSAって何?鳥インフルエンザって何?)
内 容: 新聞やニュース報道でも「院内感染」という言葉が飛び込んできます。大阪労災病院での院内感染対策は?MRSAってとても恐ろしい細菌なんですか?鳥インフルエンザって普通のインフルエンザと違うのですか?これらの感染症についての疑問にお答えします!

日 時: 2月7日(水)
講演者: 薬剤部 中島 典史
演 題: ジェネリック医薬品について
内 容: 最近j、ジェネリック医薬品(後発医薬品)がメーカーにより、活発に宣伝活動(テレビCMや一般紙広告)され、また報道や各種テレビ番組でも、取り上げられて、一般に関心事になっています。後発医薬品の一般的な事例を挙げ、問題点及び経済性(価格)とその使用状況等についてお話します。


日 時: 2月21日(水)
講演者: メディカルサポートセンター/医療相談室 佐原 直幸
演 題: どんどん貧しくなる医療制度について
内 容: 平成18年度になって、多くの制度改正や診療報酬改定等がありましたが、その中で医療制度がどんどん貧しくなっています。制度の内容をしっかり踏まえておかないと損をする事になりますので、知っていた方がよいことをご説明したいと思います。


日 時: 3月29日(木)
講演者: 皮膚科医師 梅田 二郎
演 題: アトピー性皮膚炎 ~ステロイドの功罪~
内 容:

食物アレルギーを合併した乳幼児から、長期にわたり難治性の成人型まで、アトピー性皮膚炎で悩んでおられる患者様は年々増えていることが報告されています。慢性疾患であるアトピー性皮膚炎では継続治療が必要です。しかし治療の主軸となることが多いステロイドの副作用が正しく理解されていないことがアトピー改善の妨げになっている場合があります。ステロイドを使うべきケース、ステロイドを使うべきではないケースなど、一人一人の症状に合わせたオーダーメイドの治療についてアトピー外来を担当する梅田が解説致します。

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