コラム : ウオノメ・タコ

皮膚科疾患 痛み

診察室でウオノメ(鶏眼:けいがん)とタコ(胼胝:べんち)の違いについて質問を受けることがあります。ウオノメは圧迫すると痛みがあり、「魚の目」のような芯が中央に見え、足の裏や足のゆびのように体重がかかる部分にできるという特徴があります。一方、タコは足だけではなく圧力がかかる部位ならどこにでもできるのが特徴で、痛みはないのが普通です。

ウオノメやタコは、ありふれた病気であり、市販の治療薬もたくさん出回っています。ウオノメやタコという診断が正確なら自己治療でも問題はないのですが、いぼや他の皮膚のできものをウオノメ・タコと思い込んで自己治療している方が少なくありません。また自分で削っておられる方も多いのですが、足底の場合、削るとき無理な体勢になるので削り過ぎの危険が生じます。皮膚科で正確な診断を受けてから治療を受けることをおすすめします。

“魚の目(うおのめ)”や“たこ”は皮膚の角層がぶ厚くなって起こる病気です。構造的な違いは こちらの図 がわかりやすいと思います。